今更だけど、映画キングダムを見たので…(ネタバレ有り)
映画キングダムのあらすじ
時代は紀元前の春秋戦国時代。中華・西南の国「秦」。
孤児となり奴隷に堕ちた少年『信(しん)』と『漂(ひょう)』は、天下の大将軍になる事を夢見て剣術の修行を行っていた。ある日、村に王都の大臣『昌文君(しょうぶんくん)』が訪れ、漂を王都で召し抱えたいと言う。その誘いを怪しく思うもチャンスと考えた漂は王都へ、信は村に残り別々の道を歩み始めるのだった。
漂が村を出て幾日か経った夜、今にも死にそうな漂が戻って来る。息絶える直前、遺言とともに漂から託された地図に書いてあった場所に向かった信は、そこで漂と瓜二つの少年と出会う。その少年こそ秦国第三十一代目大王『政（せい）』であった…。
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キングダムの監督とキャスト
監督
映画キングダムの監督は、数々の実写アニメ映画を手掛けた佐藤信介監督です。
佐藤信介監督の「アイアムアヒーロー」は映画の世界に引き込まれるような作品で好きでした。
しかし、「GANTZ」「いぬやしき」は、その世界観を表現しきれていないように見えてしまい、原作が好きだっただけにとても残念に感じました。
私は正直、アニメの実写化には反対派です。その為、今作品もこれまで同様あまり期待はしていませんでした。それでも、今作品を見ようと思ったのは、レビュー等であまり悪い評価を受けていなかったから、原作を読んでいないからというのが大きな理由です。
キャスト
王派
信 (山﨑賢人)
天下の大将軍になることを夢見る奴隷の少年
漂 (吉沢亮)
信と志を同じくする親友
嬴政 (吉沢亮)
腹違いの弟･成蟜が起こした反乱により玉座を奪われた秦国の若き王。
河了貂 (橋本環奈)
鳥を模した不思議な蓑を被った、山民族の末裔。金目当てに信・嬴政と行動を共にする。
昌分君 (高嶋政宏)
嬴政に忠義を誓うただ一人の信頼できる大臣。
壁 (満島真之介)
昌分君の副官、嬴政に忠誠を尽くす武将。
山の民
楊端和 (長澤まさみ)
山の民を武力で束ねる山界の王。
バジオウ (阿部進之助)
双刀を扱う山民族ナンバー2。
タジフ (一之瀬ワタル)
山民族有数の怪力の持ち主。
王弟派
成蟜 (本郷奏多)
王族の血を引く嬴政の異母弟。
竭氏 (石橋蓮司)
秦国左丞相、成蟜の腹心。
肆氏 (加藤雅也)
竭氏の参謀であり反乱の指揮を執る。
朱凶 (深水元基)
嬴政の首を狙う暗殺者。
ムタ (橋本じゅん)
毒矢を武器とするベッサ族の刺客。
魏興 (宇梶剛士)
王弟の軍を率いる武官。
王弟側の凄腕の剣豪（元将軍）
ランカイ (阿見201)
成蟜が飼い慣らす人ならざる姿をした巨漢。
王騎軍
王騎 (大沢たかお)
六大将軍最後の一人で得体の知れない人物。
騰 (要潤)
王騎に付き従う副官。
感想
アニメの実写化は反対派と言いましたが、撤回する時期かもしれないです。
少し前になりますが、『ジョジョの奇妙な冒険』で山崎賢人さんが東方仗助役を務めたときは、これじゃない感が強かったです…。
…しかし、今作の山崎賢人さんは違いますよ！
信役の山﨑賢人さんが自分の中で1番ハマり役でした。信のバカで情に熱い演技が最高にかっこいい！身分関係なく接する学のない信ですが、ときに確信を突いた発言をしている所などは、やはりジャンプ系列作品だな〜と感じました。
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まとめ
簡素化されたストーリーで原作未読者としてはとても見易く、キャストも有名所揃いで観ていて飽きない作品に仕上がっていました。映画を観て原作を読みたくなったという人も多いと思います。興行収入は57.3億円を記録し、2019年実写邦画No.1ヒットに輝いている事からも、その人気が伺えます。
続編は既に制作が決定しており、予告編も投稿されています。…めちゃ楽しみやわw
